日帰り人間ドックでの胃カメラ検査の話です。鎮静剤のおかげで、全然苦しくなかったです。
私が検査を受けた病院では、バリウムも選択できるのですが、胃カメラを選びました。

自分の順番が近づくと、まずは胃の中の泡を消すためのドリンク状の薬を飲みます。白っぽく少しにごっていて、フルーティーな味付けでそんなに飲みにくくなかったです。

しばらくすると処置室に呼ばれ、ベッドに仰向けに。
そして口を開けると、のどに麻酔のスプレーをシュシュッっと噴霧されました。
「苦いですけど、我慢してごくんってのんでくださいね。」と言われ、ごっくん。

以前、兄から胃カメラを飲んだときの話を聞いたのですが、麻酔は辛かったと言っていました。ゼリー状の麻酔薬をのどに入れたまま、飲み込まないように一分くらい耐えるのが辛くて、涙があふれたと。

そんな状態を覚悟して、水を飲まずにのどにためる練習までしていたのですが、スプレーで一瞬で済んだときにはホッとしました。

調べてみたら、リドカインという表面局所麻酔薬で、ゼリー状のもあれば、噴霧するタイプのもあるんですね。

そして左側を向いて横になり、穴の開いたマウスピースをくわえ、それをテープで固定。「よだれがでてきたら、飲み込まずに出してくださいね。」と、口の下にはよだれ受け。

さらにこの病院では、安心して胃カメラを飲めるようにと、精神安定剤を注射してもらえます。これは打たなくてもいいみたいで、車で帰る人などは打たないとか。
私はすこしでも楽に済ませたいと思っていたので、お願いしました。

これには当然リスクもあるので、ちゃんと署名しました。私は薬でアレルギーになったことはないのと、虫垂炎の時の麻酔などでも問題無かったので、いいかなと。

このあたりも病院の考え方によっていろいろと変わってくるんだと思います。

腕から注射が打たれ、「だんだんぼーっとしてきますよ…。」と看護師さん。

そして実は、ここからの記憶がありません。

胃カメラすら見てないんです。気がついたときには、別のベッド。
かすかに別のベッドに移ったときの記憶があるようなないような…

安定剤は、なんていう薬なのか書いてなかったのですが、どうもセルシンというものが一般的なようです。

なんでも、その人の無意識下の本性がでることもあるとか…

もし何か余計なことしゃべってたとしても、知り合いじゃないからいいよね…(´・д・`)

検査中の記憶が無いので、全身麻酔で検査したんだと思っている人もいるようですが、安定剤で記憶がないだけで、実際は医師の言う指示にしたがってちゃんと自分で行動しているそうです。

検査自体の時間は、5分~10分ほどだそうで、その後にベッドで30分~一時間休むというのが一般的。

こちらに胃カメラ検査の前投薬について詳しく書いてありました。
http://www.ichou.jp/icamera/raku01.htm

ノードマントローチ休んだ後、ノードマントローチ0.25mgというトローチをもらいました。のどの痛みをとるためとか。添えられたプリントには次の通り書いてありました。

胃内視鏡検査を終えた方へ

・うがいはのどの麻酔がとれていれば大丈夫です。
・胃に空気を入れて検査をしています。ゲップをして胃の空気をだしてください。
・ふらつく、目がチカチカする、尿がでにくなどの症状は、検査の時に使用した注射のためです。徐々に緩和されますので心配要りません。
・本日中は、車の運転は控えるようにしましょう。
・本日の食事は消化のよいものを召し上がってくただくようお勧めします。特に、刺激物(香辛料・酒・コーヒー・タバコなど)は避けていただくようお願いいたします。

注意:次のような症状を認めた場合、連絡または来院してください。

・胃のあたりが痛む。
・吐血(血液の混ざったものを吐いたとき。)
・下血(コールタール様の便が出たとき。)
・いつまでも尿がでないとき。

これまで、胃カメラが苦しかったと言う人は、精神安定剤・鎮静剤をつかった検査だと楽に済むと思います。
また、鼻から細い胃カメラを入れる方法もありますね。人によっては口からの方が楽な場合もあるようですが、普通は鼻からの方が負担が無いようです。
私は注射してもらって楽だったので、またこの病院でいいかなと考えています。

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