盲腸体験記5日目(やっとうんこでた!)
12/30
手術から3日後。点滴は、確かソルデム3輸液500mlが一本減って2本と、パンスポリン2本。
この日はあんまり回復を感じられずに目覚めた。
というのも、右肩が明らかに痛い。鎖骨にあった痛みが右肩に移動していた。
本来痛む場所じゃないところに痛みを感じることがあるっていうのは知ってたので、これもそれに間違いないでしょう。
そういう痛みのことを、放散痛というらしいです。
胆のうに胆石などの疾患があると右肩が痛くなったりするそうなので、まあお腹を切ればそういうこともあるだろうなと、楽観視していました。
お腹の中は回復している感じだったけれど、傷口は昨日より痛いかも… これは昨日のリハビリが無理しすぎたのかもしれないと思った。
でも、トイレでのお腹の力の入れ方がわかった。傷口のところを押さえればある程度りきんでも大丈夫だった。これで勝てる!
おならは何度かでるも、なかなか便通ならず。
結局、何度かのチャレンジの後、17:00に小さいうんこが二つだけ出た!!
このときのうんちのなんと愛おしかったことか…
そして夜にももう一回出た!
虫垂炎の術後のお通じは人によるそうだけど、お腹の中の腸が動いていれば問題無く、そのうちに出るらしい。
朝の回診で、お腹の音を聴診器で聞いて、「出ます!」と院長先生が言ってた。
よく、おならが出たら回復した証拠。みたいなイメージをもっていたんですが、とくにおならについて看護師さんや医師に聞かれることはありませんでした。
聴診器でお腹の動きを聞いてるから、とくに問題無いってことでしょうね。
ちなみに、とくに盲腸と関係ないですが、聴診器でお腹に異常がある人の音を聞くと、金属音みたいな音とかがしたりすることもあると、看護師さんが言ってました。
この日のお昼に、同室のMさんは一時帰宅。年末年始を実家で過ごし、1月3日に帰ってくるとのこと。僕はそれまでに退院できるだろうか。
もう一人の同室の虫垂炎のOさんは、めでたくお腹の痛みも消え、お昼から食事。夜に点滴が終わると退院していった。
これで、6人部屋に僕が一人残された…
寂しいけれど、この部屋に人が来るということは、病人が増えると言うことだから誰も来なければいいな。
ごはんがおいしい。
普通の食事。病院食ってまずいっていうイメージがあったけれど、この病院のごはんは普通においしかった。
元気なときでは量が足りないだろうけど、弱ってる今はちょうどいい。
しかも栄養バランスの考えられた食事が、何もしなくても三食運ばれてくるなんて、なんというセレブ気分。
ちなみに食事の運ばれてくる時間は、朝が6:40~7:00くらい、昼が11:40~12:00くらい、夜が17:40~18:00くらい。
けっこう日によってばらつきがある。
消灯は21:00だけど、22時くらいまで本を読んでいる。
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