盲腸体験記-退院後の生活
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この日でもらった薬は飲み終わった。おとなしく洗濯したり布団を干したり。つくった炊き込みご飯が脂っこくてお腹を下した。けど、大丈夫。
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くしゃみが恐くなくなった。まあ、まだクシャミすると痛いけど別に平気なレベル。
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(この間とくに書くこと無し。普通にしてれば痛みはなし。)
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退院後初めての外来の日
診察は一、二分ほどだったと思う。 この先生はとにかく速いのだ。
「二週間大丈夫なら大丈夫。これで盲腸のことは忘れてください。」
「はい、忘れます!」
「熱を持ったり、痛くなったりする人がいないわけじゃない。おかしいなと、不安なことがおきたら、遠慮せずに来て下さい。」
ということで、もう盲腸になったこと、そして虫垂の存在はすっきり忘れて、生きていくこととなりました。
完治したということでいいでしょう。 まだしばらくは痛いだろうけど…
どうも傷口が痛むとかっていうより、絆創膏による炎症が軽いケロイドっぽい感じになってたので、傷の周りの皮膚が敏感になっているようで、そこが痛い感じになってます。
先生がすごい勢いで絆創膏をはがしたのがまずかったよなあ…
あれは痛かったもんなあ…
虫垂炎を体験して
当たり前の感想になってしまいますが、健康のありがたみが身にしみました。
どこも痛いところや辛いところがないっていうのは、とんでもなく幸せなことなんだなと、実感しました。
どのくらい幸せかというと、思わず笑顔になってしまうくらいに、です。
幸いにも、後遺症や副作用もありません。
僕はほんの9日間の入院生活でしたが、先生や看護師さんたちはこれが一年中、それこそ盆も正月もなく日常なわけです。
お医者様、看護師さんをはじめ、医療関係者の方達の献身的な日常に頭が下がります。
僕なりに、余計な手間をかけさせないということを入院中は心がけていたつもりですが、はたして良い患者だったかどうかは自信がありません。
そして、治療の結果には自分で責任を持つという意識をしていました。
治療の方法を選択するのも自分なら、先生の説明を信じるかどうかも自分です。
点滴される薬や飲み薬も、拒否しようと思えばできるんです。
今はインターネットなどで、簡単に薬の詳細もわかります。
自分で決断してこの病院で手術を受け、点滴を受け、薬を飲んだということです。
それには当然リスクがありました。副作用の可能性をできるだけ理解して決断するしかありません。
虫垂炎は通常下半身だけの麻酔のようですが、もしも全身麻酔をすると言われたらおそらくもっと悩んでいたでしょう。
気にしすぎたらどんな治療も受けられなくなってしまいますが、自分の責任で判断するという意識は大事だと思いました。大事な自分の命なのですから…
そして近くに家族の居ない僕は、入院中は恋人にとても世話をかけました。
人間は1人では生きられないということをあらためて感じています。
健康第一ですね。 3月には人間ドックを予約しているので、全身チェックしてきます。
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